甲賀市・水口に、近江鉄道みらいファクトリーが来たので、近江鉄道再建アイデアを考えてみた。


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近江鉄道みらいファクトリーが来たので、近江鉄道再建アイデアを

 
今度「近江鉄道みらいファクトリー」っていうイベントがあるのですが、近江鉄道についてあまり細かく考えたことはないので、ちょっと予習しておくことにしました。
これ、どうしても「再建」という目線で考えてしまうのですが、このイベントはそういうアプローチではないようです。鉄道のことはシロウトですがとりあえず考えてみましょう。

(実は、都合で参加できなくなって残念;うまくまとまってないので今度書き直します。)

 

「近江鉄道みらいファクトリー」とは…
http://www.ohmitetudo.co.jp/railway/mirai/index.html/
近江鉄道がこうなったらいいな!こうしたら楽しくなりそう!というアイデアを、地域のみなさまと話しながら形にしていく機会を初めて開催します。
生まれたアイデアは実現に向けて、一緒に動き出します。近江鉄道と沿線の未来を、一緒に生み出してみませんか?
というものだそうです。

水口での開催は…
日時:2020年2月15日(土)13時〜15時30分
場所:甲賀市まちづくり活動センター「まるーむ」
定員:各会場25名
応募資格:下記の近江鉄道沿線5市5町に在住または通勤・通学されている高校生以上の方
(米原市・彦根市・多賀町・甲良町・豊郷町・愛荘町・東近江市・近江八幡市・日野町・甲賀市)
 

なんのために再建するのか?をアイデアに。

(再建とは言ってないんですが…)周辺の住民が、「無くなる」と聞くと急に存続を言い出すことにちょっと違和感があります。確かに、今もその鉄道を使っている人なら「続けて欲しい」となるでしょう。しかし、ほとんどの人が乗らないから存続できないことになっている…ということもひっかかります。

ただ単に「無くなると寂しいから」とか「地域の宝」「歴史的な価値」というだけであれば、残した後に残し続けるのことを、人任せにしないで責任を持つべきかもしれません。

しかし、そういう第三者が「なぜ残したいか?」という点は新しい展開のアイデアになるのかもしれません。

現在の近江鉄道で、展開できそうなポイント

私が、漠然と知っている近江鉄道のことで、「ここが面白そう」というものをあげると…
・ローカル性
・歴史
・スケールの大きさ、ちょうどいいコンパクトさ
・東近江地域文化圏

次に、これらをまとめて「近江鉄道自身の魅力を形にして蓄積する」ことを考えてみます。

例えば「鉄道会社の歴史・文化という切り口」
近江鉄道の路線一帯が、実在する歴史遺構・アミューズメントパークに

実際可能かどうかは置いて、何が魅力になるか?ということだけを考えます。

・近江鉄道は明治期に発足した私鉄ということで、歴史も設備も古い。
・鉄道というジャンルでもあることから独特の文化、イメージ、郷愁、施設などが揃っている。
・これを、ひとつの研究対象として近江鉄道学のようにまとめられないか?(知的好奇心)
・ベースはしっかりと固めて、その上で親しみやすく展開するのが目標。

それは、邪馬台国を研究する学問体系を作って、学会や博物館、ネット、書籍…で展開するようなイメージ。これがうまくいくと、近江鉄道の価値が上がるとともに、廃れないコンテンツにもなるのでは?ということ。

そして、近江鉄道の路線一帯が、実在する歴史遺構、またはアミューズメントパークのようにならないか?と考えるのです。

簡単に言うと、「ハリポッター」というファンタジーを書いて、関連本を出したり、体験テーマパークを作るようなものです。
「歴史的鉄道文化・近江鉄道」です。

近江鉄道の面白いところはどこか?

やはりそれは「鉄ちゃん目線」だと思っています。
鉄ちゃんといえばオタク感が強くて敬遠しがちですが、最近ではテレビで鉄道好きな芸能人たちが、鉄道のマニアックな情報を紹介する番組を見ることがあります。これがすごく面白いです。

「鉄ちゃん目線」を中心に、「歴史的鉄道文化・近江鉄道」を構成する要素は…
・全線のブランド性、イメージ
・鉄道としての歴史、様々なストーリー
・鉄道施設、変則的な物、遺構、車両
・近江鉄道ならではの運用ルール
・これまでの、宣伝素材、切符、イベント、サイレン…
・ダイヤを利用したトリッキーな乗り方
など。

「歴史的鉄道文化・近江鉄道」にまとめあげる手法は…
・近江鉄道辞典・wikipedia(web、ムック本、)
・近江鉄道世界の設定資料(図面関係 参考:ガンダムセンチュリー
・路線全線のテーマパーク感処理(難しい)
・近江鉄道学会発足(基盤の確立とファンとの交流)
・学術部分(真面目、地味)とコンテンツ部分(親しみやすさ、派手さ)両方を意識しながら進める。
など。

例えば、
・廃線→古代ロマン的に発掘する体裁を作る。
・考古学テーマパークを想定する。関西私鉄秘話のような裏話など。
・鉄道の歴史を学問ぽく仕立てる。
・部分廃止した場合…存続部分、廃線部分が入り乱れることで、遺跡的な雰囲気が出てくる。
・これをおもしろく整理して知的好奇心を刺激するような鉄道にする。
・ジュマンジのようなゲーム的な展開もある。
・これらを統合した、webサイト・アプリ。ここに構築していく。

対象は…
・鉄道ファン層
・休日に外出に迷う近隣の家族、女子、カップル…層
・考古学ファンの気質を持つ大人、子供
・鉄子周辺の層
・地元の地域おこし、関係人口を構成する層
・従来の周辺観光シーズンの観光客層
・知的好奇心をくすぐられる層
・ネット展開で反応する層
・近江鉄道写真を撮る層
・御朱印収拾の層
・ポケモンGO層
・ハリポタのようなテーマパーク層
・平日利用者(通勤、通学、平日限定企画…

どこで儲けるのか?の想定

パッとしませんが、思いつくものをメモしておきます。

・乗車(平日、休日
・会員(サポーター、バッジ、擬似一株会員
・販売(グッズ、本、記念グッズ、御朱印、
・テナント料(マルシェ、
・周遊券(周遊企画、クエスト、スタンプラリーすごろく、

このように、近江鉄道の歴史や地域、運用、施設自体を、掘り下げて面白いコンテンツに仕立て上げる。その上で、様々な展開をひねり出す…と言うのがこの企画です。

続く…

この記事を書いた人

kokaindex
kokaindex
地元甲賀内から県内で印刷・web制作、写真撮影などをしています。デザイナー、写真愛好家。
2000年からホームページ・ブログを開始、写真、デザイン、地域...について発信を続けています。ここでは、甲賀市の面白いことを取り上げて記事にしています。特に文化・芸術・カフェ・地域振興のことが多めです。
FUJFILMのカメラ愛好者。PHaT PHOTO100Point達成。


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