2019年3月5日、土山町瀧樹神社の「ユキワリイチゲ」の群生です。
ユキワリイチゲ(雪割一華)は絶滅危惧種?的な指定を受けている(らしい)山野草ですが、ここ甲賀市に珍しい群生地があるので見て来ました。
場所は、土山町の瀧樹神社の中の一画。神社の森〜御神木の大きな杉の木の下に群生しています。
ここで一つ注意ですが…
旧東海道を進んでいると、神社の参道らしき灯篭が見えて来て隣に駐車スペースがありますが、ここは隣のお家の私有地で駐車してはいけません。神社へは細い参道を進んで川原まで行くのが良さそうです。川原と神社の間に少しですがスペースがありました。駐車場はないと思われます(←正確ではありませんが…)。
その川原と神社の間にユキワリイチゲの群生場所があって、低いチェーンで区切られているのですぐにわかりました。この日も目当ての人が写真を撮りに来ておられました。群生地はパッと見て30m四方〜って感じでしょうか?一面に小さな花が咲いていました。あとでネットを確認すると、少し離れたところにあるご神木の足下まで広がっているようで、まだまだこれから咲き広がるのかと思います。
「ユキワリイチゲ」
花はとても小さな花で、うっすらとした紫でとても品のいい色合いのお花です(白もあるようです)。撮影画像ではちょっと彩度を強調したのではっきりと紫ですが、実際はもう少し薄いです。今見るとその方が自然で上品に感じます。
wikipediaを見ると、ユキワリイチゲのページはなくて「イチリンソウ属」という項目の中に名前がありました。
▼wikipedia:イチリンソウ属
https://ja.wikipedia.org/wiki/イチリンソウ属
–以下wikipedia抜粋–
多年草で発達した地下茎がある。根出葉は長い柄をもち、3出複葉になるか掌状または3出状に分裂する。茎は1輪かまたは分枝し、茎葉が輪生または対生する。花は1個が花茎の先端につくか、数個-10数個が集散状花序または散形状花序となる。萼片は花弁状で5-10数枚。花弁はない。雄蕊は多数つく。果実は痩果となる。
「雪割」は早春植物を意味し、「一華」は一茎に一輪の花を咲かせるという意味である。
–抜粋ここまで–
続けて写真・画像を載せておきます。
Canon EOS Kiss digital X7i + tamuron 28-75/f2.8
名称 | 宗教法人 瀧樹神社 |
所在地 | 〒528-0232 滋賀県甲賀市土山町前野155 |
ホームページ | http://www.takigijinja.com/ |
アクセス |
ネットを見るともっとたくさん咲くようです。
平日でしたが、写真を撮りに来られてる方がちらほら。
自然の造形は本当にキレイです。
りっぱなご神木がおわしました。この足元にも咲いているよう。
この辺りにスペースが少しありました。
この記事を書いた人
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地元甲賀内から県内で印刷・web制作、写真撮影などをしています。デザイナー、写真愛好家。
2000年からホームページ・ブログを開始、写真、デザイン、地域...について発信を続けています。ここでは、甲賀市の面白いことを取り上げて記事にしています。特に文化・芸術・カフェ・地域振興のことが多めです。
FUJFILMのカメラ愛好者。PHaT PHOTO100Point達成。
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