観光パンフを作っていて実際にオススメしたいスポットとは?

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観光パンフを作っていて実際にオススメしたいスポットとは?

-メモ状態です、意味不明箇所ありますので只今推敲中-

このサイトでも、甲賀市に来た時に行くべき観光スポットとして、歴史・自然、文化スポットやカフェなどをピックアップしてみるのですが、そこで感じることは、歴史・文化スポットのおもしろさについてです。

この歴史・文化スポットというのは、〇〇館のような歴史やある文化について見やすくまとめたような施設のこと。この施設は内容がまとめられていて対象の文化全体を理解するのにはとてもいいですね。
ですが、休日に出かけて行ってレジャー、買い物、行楽に変わる満足感を得るにはちょっとカタイ。やはり学校等の学習のための見学というイメージです。

こんな、学習要素の高い(=エンターテインメント性が低い?)スポットに替わって、私がオススメしたいと思う観光スポットは…
・歴史的な価値(古さ、意味)が大きいだけでなく、その雰囲気に包み込まれるような場所。
・歴史的なもの本体と合わせて、雰囲気を壊さない売店やサポート施設が併設されている。
・ぽつんとお寺一軒…ではなく、その周辺を含めて多少のスケール・大きさがある。
・できれば、近隣にカフェなどの飲食スポット、駐車場がある。住民が家前で売るとか…。
などです。

・歴史的な価値(古さ、意味)が大きく、その雰囲気に包み込まれるような場所。というのは…
ある程度歴史的な意味が大きいか、見て納得できるビジュアル(大きさや凄さ)があるといいということです。また、いくらその場所やモノの歴史的な意味が大きくても、物理的に小さくてはダメで、囲まれるようなスケール、またはそれを補うような補助施設が必要なのでは?ということです。
有名な俳人の句碑であっても実物はインパクトあるものではないし、その周りは住宅地だったりして興ざめします。また、その周りに説明施設を作っても従来通りになってしまうので、今やその歴史やローカル感が感じられるような場所でないとオススメできない?ということです。

実際には例えば…
・古い町家が続いている街道筋。
これは歴史資料館のような新しい施設ではなくて、実際の古い建物とそれが来訪者を包み込むスケールがあること。そんな本物の歴史に触れられることが大切で、そういう体験が来訪者の満足感になるのではないでしょうか。ただし殺風景ではダメです。

・歴史的なもの本体と合わせて、雰囲気を壊さない売店やサポート施設が併設されている。
私の場合、観光スポットで満足度が高いのは環境です。京都の清水あたりの〇〇坂一帯とか、USJ、など観光地やレジャーランドの雰囲気に包み込まれて、一瞬でも日常を忘れられること。ただ、全て歴史的なスポットである必要はなくて、歴史的な価値が低くても完成された雰囲気で包まれていたり、完全なレジャースポットでも良いいと思います。わかりやすいのは、昔からある大きな神社とその周りのお店一帯のエリアかもしれません。

実際には例えば…
・醒ヶ井の小川
醒ヶ井の小さな川には梅花藻という小さな水中に咲く花があります。これを見にたくさんの観光客が訪れますが、小川を含めた環境は少し古い町の雰囲気でこれがとてもいいです。町の家屋は少し前の懐かしい雰囲気で古い町家というわけではありませんが、小さな川と共生する集落の雰囲気はとてもよく、それらずべてを合わせて観光の対象になっています。また、一般家庭と思われるお家が、家の前に大きなたらいに水を張ってジュースを売っていたりもして雰囲気は最高です。最近、むしろこの雰囲気が最高なのでは?と思っています。

・めずらしい中崎町のようなエリア(20年前)
大阪・梅田から一駅?ほどのところにある古い町。昭和40年?くらいの賃貸長屋?が密集している街並み・生活で懐かしさが残っていた。
私の思い込みでは、空き家の目立つ取り残されたような町(失礼)に、20年ほど前一件のカフェができた。その後カフェパラボラ、太陽の塔、Rcafe…などのカフェが増え、古い空き家をそのまま使ったようなお家カフェがポツポツ増えていった。中でも雑貨店のJampot・One plus one galleryができた頃からカメラ女子を中心に町並みを撮りに来たり、町ブラる人が増えていった。
カフェを営むオーナーも、仲のいい女の子2人組とか少ない元手で始められる環境をあてに、手作り感のあるセンスのお店が集まった。これが当時のおしゃれとして受け入れられた。
こんな風に、寂れた町が、あることをきっかけに(新しい施設を作るのではなく)古さをセンスに変えて再生した。また大昔の建物でなくても、町の紆余曲折により自然に出来上がったものであれば、それが本物として人の興味に刺さるのだということがよくわかる。

Google検索:中崎町

まとめると…
・実際の歴史、古さに良さを感じる(作り物でない)環境がベース。本当の古さ(=歴史)を体験したい。
・お寺のようなピンポイントより、町のような小さなエリアで囲まれた地域
・遺構を活かしながら手を加え、殺風景さをなくす。箱物的に仕上げてはダメ。
・資料館のような既製の作られた感じでなく、手作り・ローカル感がある雰囲気(上記写真)。
・(最低限の見た目をクリアしている)例えば小さな露店などの周辺環境(上記写真)。
・旧商店街、旧小学校、旧街道、まちかど保存地区、小さな川にくっついた路村、手の入った森など、手作り感でローカライズされたサービスエリア、道の駅…
・ローカル感・手作り感は、下手・ダサくてイイというわけではない。ちゃんとしたものでないといけない。
・リノベカフェ、町家カフェ…路線?

-続く-

この記事を書いた人

kokaindex
kokaindex
地元甲賀内から県内で印刷・web制作、写真撮影などをしています。デザイナー、写真愛好家。
2000年からホームページ・ブログを開始、写真、デザイン、地域...について発信を続けています。ここでは、甲賀市の面白いことを取り上げて記事にしています。特に文化・芸術・カフェ・地域振興のことが多めです。
FUJFILMのカメラ愛好者。PHaT PHOTO100Point達成。


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